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ライスボウル

オービック・シーガルズvs法政大の組み合わせとなった今年のライスボウル 試合の展開はだいたい読めたので東京ドームまでは足を運ばなかった。 47vs17という結果だけみるとおそよ予想とおりシーガルズの圧勝であったが 法政もそれなりに見せ場つくりゲームを…

Friday Night Light

私はずっと完璧という言葉を使ってきた。分かって欲しい。 完璧とはスコアボードに出る結果のことじゃない。勝利とは違う。 君たちやその家族、友人との関係のことだ。 完璧であれば友達の目をまともに見て"失望させていない"と自信を持てる。 誠実な生き方…

T.B.バッカニアーズvsCAR.パンサーズ

昨年、負傷者続出で低迷したまま終わったパンサーズだが 現時点で今年はNFCサウスで首位タイである。 序盤、同地区のバッカニアーズが調子がよく、 これにATLファルコンズが絡むと見ていたが、 ほぼ予想どおりの展開となっている。 今週のバックスvsパンサ…

クラッシュボウル・ファイナル

冷たく細かい雨が降った日曜日、味の素スタジアムで 法政vs慶応の関東大学選手権決勝が行われた。 試合は、下馬評通り法政が圧倒し、1Qだけで23点を上げるなど56vs3で圧勝した。 パスが全く投げられないというほど雨が激しかったわけではないが 冷たい気温と…

関学vs立命館

昨年、関学のいくつかの試合を見てMASH氏が、 大事な勝負所でミスするなんて関学らしくないとコメントされていた。 伝統的に関学というチームは土壇場に強く、ここ一番では驚異の集中力で プレーを成功させ、勝利と栄光を掴んできた。 そうした関学らしさが…

60回目の関京戦

今年の関京戦は、京都大学の守備陣の健闘が光ったというより 関西学院のオフェンスにミスが目立つ内容だった。 また京都も攻守にわたりミスが散発し、 お世辞にも内容の濃いゲームとは言えない試合展開だった。 京都は、昨年の負け越しシーズンから立て直し…

ティレルオーエンスとマンデーナイト

カロライナ・パンサーズのジョン・フォックスヘッドコーチ(HC)が、日曜日のニューヨーク・ジェッツ戦でのCBケン・ルーカスの暴言についてジェッツのハーマン・エドワーズHCに謝罪の電話を入れた。この試合で2インターセプトを奪ったルーカスは、30対3で快…

京都vs立命館

ブロックとタックルに才能はいらない 京都大学アメリカンフットボール部監督水野弥一 木下、長谷川というスーパーアスリートが卒業した今年の立命館は 昨年のような爆発的な攻撃力はないものの全体的に粒が揃っていて 学生チームとしてその能力は群を抜いて…

Pit@Cin

一部ではNFLのダメ虎と呼ばれていたCINベンガルズだが 今年はQBパーマーや、RBルディー・ジョンソンの活躍で 今季はAFC北地区で首位を快走中である。 Pit戦でも、1Qその好調ぶりが伺える攻撃と守備を展開した。 しかし先制のTDかと思われたパスは、スティー…

陸上攻撃

日大の元監督篠竹氏は アメフトのパス攻撃をエアフォース(空軍)、 ラン攻撃をアーミー(陸軍)と比喩したことがある。 氏に限らずフットボールを戦争に準え 地上戦、空中戦と喩える指導者や解説者は多い。 アメフトというスポーツの特性である局面ごとに作…

攻撃は観客を呼び守備は勝利を呼ぶ

今年のブレディは面白いと書いたが、 WeeK5の時点で彼のパス獲得距離はリーグ2位である。 ブレディのバスの各年ごとの成績は 2001年 2843yds( 6位)264/413(63%)18TD 12INT レーティング86,5 2002年 3764yds( 6位)373/601(62%)28TD 14INT レーティン…

ジェッツvsレイヴンズ

ジェッツが41歳テスタバーディを先発QBに起用 ニューヨーク・ジェッツは、今週のタンパベイ・バッカニアーズ戦で先週チームと契約したばかりのビニー・テスターバーディを先発QBに起用する方針だ。第3週のジャクソンビル・ジャガーズ戦でエースQBチャド・ペ…

勝利に対する渇望

今年、NEペイトリオッツの試合を都合3試合みたが、 開幕戦を除いて凄みと強さを彼らのプレーから感じることはない。 先週のCARパンサーズ戦は半ば反則で自滅していたし、 先日のPITスティラーズ戦も勝利したものの 反則とターンオーバー、選手の負傷退場等で…

Determination

12/22のオークランドでのマンデーナイトゲーム前、ファーヴの父アービン・ファーブが亡くなったという悲しいニュースが公表されました。アービン・ファーヴは、ミシシッピ州キルンの彼の家の近くで運転中に、58歳という若さで心臓発作で亡くなりました。アー…

チーフスvsレイダーズ

それぞれの局面局面では負けていないし、 選手個々の能力もヒケをとらないのだが トータルしてみるとなぜか負けている。 WRにモスが、RBにジョーダンが加わったオフェンスは 昨年より大幅に攻撃力が向上し、破壊力が増したのだが そのオフェンスが肝心要のと…

届かなかった1ヤード

NFLが先週の金曜に開幕し、tacaQが贔屓にしている侵略者レイダースは ベリチックに忠誠を誓った愛国者ベイトリオッツの壁を突破することができなかった。 無念である。 修正すべき課題は多いが、試合を重ね、チームとしての進む方向がまとまれば なんとかな…

ライス引退

今日は喜びの日だ。 君らが今見ている涙は、ここまでの選手人生を本当に楽しんだ証しなんだから。 この20年間、常に努力を続け、自分を鍛えてきた。支えてくれたファンに感謝したい ジェリー・ライス http://www.sanspo.com/sokuho/0906sokuho018.html ラ…

レイダーズ発進ヨーソーロ

恒例というか、すでにお約束になってしまった レイダーズの館でのシーズン必勝祈念パーティ 酒のつまみは、もちろん女主人の手料理の数々とレイダーズのビデオ ビデオを見る限りは、悪夢のようなシーズンを送った昨年の面影はなかった。 オフェンスは、カリ…

拳を固めろ叩きのめされても

打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。 打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥じるべき事なのである。 ここに、数多くの人生での敗北を経験しながらも、 その敗北から這い上がる勇気を持ち続けた、偉大な男の歴史を紹介しよう。…

アメリカンボウル

2年ぶりに開催されたアメリカンボウルは アトランタの逆転勝ちという結果に終わった。 両チームともエースは1〜2Qで交代した上に ターンオーバーが多く大味な試合であり、 マニングのパスとビィックのランをのぞき 見るべきところがなかったというのが正直な…

燃え尽きるまでRUN

この頃はいろんな意味で鍛えられたね。「マツバラ」では22時間かけて移動して、土のグラウンドで試合して、また24時間かけて帰ってくるなんてこともザラにあった。でも僕も若かったから、全然辛くなかったね。それよりも試合に出れることが嬉しかった。 「ペ…

フットボールにはワルがよく似合う

仕事から帰ってきてテレビをつけると 人気沸騰のアメフト漫画・アイシールド21の放映の時間だった。 脇役の蛭魔というキャラが濃くて、その極悪非道ぶりがいつも笑えるのだが tacaQの経験上、フットボールやってる奴は、多かれ少なかれワルである。 というわ…

いつの間にかレイダース

某オフ会で好評(?)だった拙作のアニメなどを 「ボーは知っている」 今週のNumberには、攻撃サッカーを標榜する東京FCが 勝てないのは攻撃と守備のバランスが悪く チームとしての熟成不足であるという記事が掲載されていた。 この記事を読んで真っ先に思い…

フットボールと花道と山口瞳

松竹の映画監督の小津安二郎が東宝のプロデューサーの藤本真澄にいった。 「サネズミ君、人間は少しくらい、品行は悪くても良い 品性は良くなければいけないよ」 僕は酒を飲む時のエチケットの要諦はこれに尽きると思っている。 「社会人入門心得」山口瞳」 …

侵略者の館

土曜日は、Mashさん主宰によるレイダースのファンの集いがあって 通称(?)「Raidersの館」に足を運んだ。 熱烈というわけではないが、レイダースのキャップくらい被るファンの端くれなので、 参加させていただいた。(決して、館の女主人の料理が目当てでは…

侍フットボールと夢の系譜

レオナルド氏のところで アリーナフットボールに挑戦する侍Warriorsの選手達のblogが紹介されていた。 "侍"と聞くと、反射的に日大の元監督を連想してしまうのは 自分が旧世代に属するフットボーラー故だろう。 昭和30年代*1この国に"侍フットボール"なるコ…

The party ended.

アメリカ人の半分が視ると云われているSuperBowl。 AFCからは2年連続となるニューイングランド・ペイトリオッツと NFCから二十数年ぶりのフィアデルフィア・イーグルスの顔合わせとなった。 イーグルスは、過去3年連続でカンファレンスファナルで涙を飲んで…

引退

エミット・スミスが引退表明 米ナショナルフットボールリーグ(NFL)カージナルスのRBエミット・スミス(35)は 3日、正式に引退を表明した。 スミスは「素晴らしい選手生活だった。試合のために全力を尽くしてきた」と語った。選手生活15年のスミ…

Determination

世界の頂点を目指そうと決めた。 それから先は「進むも地獄、降りるのも地獄」の道のりだったという。 (中略) 円形脱毛症も胃潰瘍も経験、血尿も続いた。 つらく逃げ出したい思いにかられる日々。 「よっぽど好きなんだろうね」。そんな周囲のささやきも聞…

アメフト日本一を決める今年のライスボウルは 立命館vs松下電器という10年ぶりのカードになった。 立命館は、3年連続の出場で 劣勢が予想された試合を立命館ディフェンス陣が踏ん張り 相手のミスからチャンスを掴み試合のペースを掴むという試合を 2年続けて…