ライスボウル


オービックシーガルズvs法政大の組み合わせとなった今年のライスボウル
試合の展開はだいたい読めたので東京ドームまでは足を運ばなかった。
47vs17という結果だけみるとおそよ予想とおりシーガルズの圧勝であったが
法政もそれなりに見せ場つくりゲームを盛り上げた。


当初法政は、シーガルズのスピードとパワーに翻弄されて1Qに2本のTDを許す。
14vs0と2本差がついたあとから、法政のディフェンスとオフェンスが踏ん張りを見せ
28vs10で前半を折り返して試合の興味をかろうじて後半につないだ。
そして迎えた後半最初の攻撃、法政はシーガルズ守備を揺さぶり
4thダウンギャンブルの成功などによりTDをあげ11点差に迫る。
さらにその直後のオンサイドキックを成功させ、法政は試合のモメンタムを握る。
敵陣からの攻撃開始で勢いのった法政はスクリーンパスをヒットさせ
一気ににエンドライン前まで迫りチャンスを広げる。
後半立ち上がりシーガルズの守備陣は法政の攻撃に殆どアジャストできておらず
法政としては追撃の大きなチャンスだったのだが、
パスブレーを選択した法政に強烈なQBサックを浴びせ、
これによってターンオーバーが発生し、シーガルズは窮地を脱する。
以後シーガルズは着実に加点し法政を突き放したことから
このQBサックが、試合を分けたターニングポイントだったと言えるだろう。


法政としては
後半当初、QBがディフェンスからのプレッシャーを殆ど受けていなかったので、
死角からのラッシュを失念していたように見える。
順調すぎるゆえの落とし穴といえるかも知れないが
傾きかけた流れを引き戻すシーガルズのしたたかさを流石と褒めるべきかも知れない。



以上なんちゃつてフットボーラーのテレビ観戦記である。