レオナルド氏のところで
アリーナフットボールに挑戦する侍Warriorsの選手達のblogが紹介されていた。
"侍"と聞くと、反射的に日大の元監督を連想してしまうのは
自分が旧世代に属するフットボーラー故だろう。
昭和30年代*1この国に"侍フットボール"なるコンセプトを掲げ、
在日米軍チームを中心に挑戦状を叩き付けた不死クラブ*2というチームがあったことを
侍の選手やスタッフでどれくらいの人間が知っているだろうか、
寧ろ、君が代を唄い水杯を交わして試合に臨んだ"入れ込んだ"世代の話など知らなくて当然だろう。
或いは、そうした先人達を時代錯誤と一笑に付すかも知れない。
だが、知ろうと知るまいと、縁があろうとなかろうと
彼らは、日本人が、日本の戦術を駆使し、アメリカのチームと戦う、という
先達の道を踏襲している。
これを夢の系譜というと、多少感傷的なきらいがあるが
そもそも日本人がアメリカ人にフットボールで勝とうという考え自体
ある種のヒロイズムに酔っていなければ生まれてこない発想なのだから
それもありだと思う。
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