Determination

12/22のオークランドでのマンデーナイトゲーム前、ファーヴの父アービン・ファーブが亡くなったという悲しいニュースが公表されました。アービン・ファーヴは、ミシシッピ州キルンの彼の家の近くで運転中に、58歳という若さで心臓発作で亡くなりました。アービン・ファーヴはミシシッピの高校でフットボールコーチをしており、ブレット・ファーヴフットボールの魂と情熱を教えました。ブレットはハンコック・ノースセントラル高校で、パスの仕方を学ぶというより、父親の為にQBとしてプレイしました。


ファーヴの妻は、彼の父親が亡くなったことを直接ファーヴに伝える勇気がありませんでしたので丁度キッカーのライアン・ロングウェルと一緒にゴルフをしている最中であった、ファーヴの親友であり控えQBであるダグ・ペダーソンにブレットに伝えてもらいました。多くのメディアは12/22のレイダース戦でファーヴがプレーするかどうか懐疑的でした。パッカーズのヘッドコーチ、マイク・シャーマンはファーヴの意志に任せていましたが、私はどれだけ彼が傷ついていようともプレーするだろうと思っていました。


21日の夜ファーヴはチームメイトと共に集まり、「私の父が亡くなりました。私は明日の夜プレーするつもりで、なぜなら父がそう望んでいるからです。私は父の為にプレーします、ですがそれだけではありません、自分の為に、そして貴方達の為にプレーします。なぜなら貴方達は皆私の家族だからです。私は努力します、そして貴方達が勝てるようにします。」と言いました。


「Hot off the gridiron #106」write by マークレビッツ


G+でNFLクラブを観ていると、GBパッカーズの鉄腕QBファーブが
通算5万ヤードを達成したことを告げその特集をしていた。
ファーブといえば、連続でリーグMVPをとったり、スーパーボウルで勝利したりと
90年代半ばにその豪腕から繰り出すパスで一時代を築いたQBであるが、
tacaQがもっとも印象に残っているのは、
父親がなくなった際にゲームに出場を決意した時のことである。
この時、最終週でミネソタが大逆転負けをして、パッカーズはプレイオフ出場を決め
何となく出来レースの匂いもした*1が、
上記のように示したファーブの強い意志に少なくない感動を覚えた。


連続出場、5万ヤード、リーグMVP3度受賞と彼が誇るべき記録は多いが
そうした記録を残せたのも、彼の強い意志があったからだろう。
彼がいつまでプレーを続けるか分からないが、私は記憶し続けることであろう。
意志によって道を切り開いた偉大な選手QBとして、である。

*1:あっさりとプレーオフで消えてその疑惑も消えた