60回目の関京戦


今年の関京戦は、京都大学の守備陣の健闘が光ったというより
関西学院のオフェンスにミスが目立つ内容だった。
また京都も攻守にわたりミスが散発し、
お世辞にも内容の濃いゲームとは言えない試合展開だった。


京都は、昨年の負け越しシーズンから立て直しということで
改革元年を標榜し、その兆しをプレーの各所に垣間見ることはあるが
全体として修正すべき点が多かった。
V体型からのオプションをベースにした二昔前の攻撃を軸にして
オフェンスはプレーを組み立てているが
ラインが押し込まれたり、アサインミスなどが相次ぎ
熟成が明らかに不足していた。


昨年は、その不足を気迫でカバーし、試合をひっくり返したが
今年はその気迫が上滑りし、結果に結びつくことはなかった。
前節の立命館戦を含め、京都はディフェンスが能力以上に活躍しているだけに
攻撃陣の不調が本当にもったないと思う。




以上、水野監督に顔が似てると昔いわれたことがある元フットボーラーの独り言である。