ウィンストン・チャーチル

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第2次世界大戦時のイギリスの宰相だったチャーチル
描いた作品。
第一次世界大戦において海軍大臣をつめとめたとき
トルコのガリポリで多大な犠牲者を出すなど
成功よりも失敗の記憶が生々しい
チャーチルに組閣させなければならないほど
イギリスはドイツによって追い詰められていた。



この映画どの程度史実に忠実であるかは知らないが
チャーチル率いるイギリス政府は
かなりギリギリのところまで追い込まれていたのは事実である。
しかし、崖っぷちに追い詰められた彼をすくったのは
彼を好ましく思っていなかつた国王ジョージ5世と
戦争の被害者であるロンドン市民であることを
描いたことがこの映画のカタルシスではないかと思う。

イギリスがあの時チャーチルを立てていなければ
チャーチルが戦争に反対する野党を
演説と行動で強引にねじ伏せなければ
世界史は大きく変わっていたであろこうことを
感じるにはいい映画だと思う