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戦争とカーンと140km

www.youtube.comメーメット・ショル(元バイエルン・ミュンヘン) 「この世で怖いものは戦争とオリバー・カーン」欧州で戦争がリアルとなった本年、 シャレになっていないセリフだが、 オリバー・カーンのサッカーに対する姿勢を これほどよく表現した言葉は…

人生は回転木馬~ユルネバと少年A~

1 夏の兆しがみえ始めた5月の晴れた火曜日 少年Aは、その場所にやってきた。 どこか暗い印象をあたえる彼の瞳に わずかだが明るい光が差した。彼が小学生の頃、憧れたプロサッカーチームの クラブハウスがそこにはあった。 「おい、こっちだ」 少年Aは、引率…

昭和の夢、平成の果実

芝生と守り神[【日曜に書く】昭和の夢、平成の果実 論説委員・別府育郎 - 産経ニュース> 翌朝、宿舎の窓から見た緑の光景が、当時早稲田大学の学生だった川淵三郎には忘れられない。8面に及ぶ芝のサッカー場で子供から老人までがボールを蹴っており、体育館…

W杯という大河

【スポーツ茶論】ザックとチーズとわさび 別府育郎 - 産経ニュース 【スポーツ茶論】ザックとチーズとわさび 別府育郎 2014.7.15 07:47 サントリーの山崎蒸留所に、チーフブレンダーの輿水精一さんを訪ねたことがある。数十種類の個性豊かな原酒を組み合わせ…

北ニケンクワヤショウガアレバ

「フットボールの熱源」(日本経済新聞 2017年3月15日) 東日本大震災の被災者には「そっとしておいてほしい」という思いもある。それがわかっているから、J3福島のスタッフは営業中やホームタウンの活動の中で「震災に触れていいのだろうか」と悩み、鈴木勇…

喜びの唄、怒りの歌、哀しみの詩、楽しみの唱

終わった!!試合終了!! パリに駒を進めます!! 我々は一度もホームスタジアムに駒を進めたことはありません。 でもこれを見てください。 こんな光景今まで見たことはありません。 この目に映っている光景が信じられません。 ずっとこの夢の中にいたい!! アイス…

熊本のために

「熊本のために」結集したJリーグの力 (写真=共同) :日本経済新聞 仙台がJリーグパートナーのルートインホテルズと連携して熊本の選手に合宿地を提供すると申し出たり、四国リーグのFC今治や日本サッカー協会も同様の声をあげたりした。 5月3日に熊本…

コマ二

仕事帰りミニサッカーのゲームに誘われた。 職場から二十分ほどバスに乗って 訪れたのは駒沢公園だった。 最期にこの場所に来たのは 関東学生アメリカンフットボール二部リーグ 最終戦以来のことだから およそ二十四年ぶりだった。 思えば学生最終の四年のシ…

ウィスキーとフットボール

チームに新しい選手が入ったことで 別のチームのように強くなることがままある。 そうした変化を化学反応に準えて ケミストリーと呼ぶ。 今回の女子サッカー五輪予選において なでしこジャパンにそうしたケミストリーは 起きなかったようだ。 五輪出場を逃し…

ヴァンフォーレ甲府

生まれたときから生粋の鹿島サポのtacaQだが スポーツナビに掲載されている日経新聞・吉田氏の ヴァンフォーレ甲府の物語には心ひかれるモノがある クラブの存続を左右した激動の1年=奇跡の甲府再建・海野一幸会長 第2回 - スポーツナビ 結成からわずか2…

エンジョイフットボール

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130618/scr13061817280009-n1.htm 南太平洋からやってきた人口約18万人の島国タヒチが、自国のサッカー史に新たな歴史を書き込んだ。ナイジェリアに完敗を喫したが、国際サッカー連盟(FIFA)主催の世界大会で初…

20年

20年前、日本にプロサッカーリーグJリーグが誕生した。 自分の周囲ではサッカーの人気は一時的なもので、ブームが去れば 廃れる、或いはつぶれるという否定的な意見が主流だった。 サッカー経験者だった自分からしてみれば プロリーグの発足はまさに夢のよう…

チーム

ジェフを愛した男・巻誠一郎。熱い想いを袖にする経営陣の愚。 - Jリーグ - Number Web - ナンバー 7月31日、ジェフ千葉が大分に5−0で勝利した後、ロシアリーグのアムカル・ペルミに移籍する巻誠一郎のセレモニーが行なわれた。 スタジアムには、観戦してい…

赤い鳥と島唄とアルゼンチン

島唄よ風に乗り 鳥とともに海を渡れ 島唄よ風に乗り 届けておくれ 私の愛を THE BOOMの島唄は、 ボーカルの宮沢が沖縄の戦跡を訪れ その悲惨さに知ったことにより生まれた。 祈りにも似た感情を込めて作り上げられた曲は 当初、沖縄限定で販売された。 ウチ…

復讐するは我にあり

http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100622/scr1006220822009-n1.htm 初戦のスイス戦で不覚を取った優勝候補のスペインは21日、ホンデュラスを下し、本来の実力を見せた。1戦目の失点をゴール裏でレポートした恋人のTVレポーター、サラ・カルボネ…

鹿島vs広島 ゼロックススーパーカップ

後半35分頃のPK PK戦での二回の蹴り直しなど 審判の判定に不可解云々の話もあるが 小笠原のコメント通りに決めるべきところに決めて 3点目をゲットしていれば鹿島が問題なく勝てた試合。 川淵チェアマンはもっと前へ、攻撃的に、と試合の感想を述べていたが …

でいすい4

J2ベガルタ仙台の名川良隆社長は13日、泥酔した選手4人がキャンプ地の宮崎・延岡市で乗用車を破損させた件について、仙台市内で謝罪会見を行った。 同社長は「関係者に深くおわびしたい。2度とこのようなことが起きないよう厳しく対応したい」と謝罪。…

日本vsタイ

終わってみれば4-1の快勝。 しかし、スコアほど楽な展開ではなかったと思う。 先制点直後の失点、つなぐサッカーにこだわりすぎて 守備的なタイを相手に決定的なチャンスを 演出する回数が少なかった。 圧倒的にボールを支配していながら 得点した4点のうち3…

鹿島vs川崎

リーグ戦を奇跡の9連勝でひっくり返し念願の10冠を達成した鹿島と 2度目のJ1昇格後、安定した成績を残し 初タイトルを奪わんばかりの勢いを感じさせる川崎との 組合わせとなった天皇杯サッカー準決勝は 展開の早い、なおかつ気持ちの入った白熱したゲー…

サンフレッツェ

最新号のナンバーのコラムには 広島がJ2降格という結果に至らしめたのは、 マンネリの産物だとする批評が掲載されていた。 諸事情によりブログの更新ができなかった間にJリーグは 鹿島の大逆転優勝という驚きの結末を迎えたが 個人的にそれと同じくらい愕い…

鹿島vs浦和

今期、勝ち点で首位から11差ついた時点で諦めていた。 終盤、鹿島が連勝を始めた時も到底追いつかないだろうと 思っていたところに、あれよあれよというまに4差に縮め 最終節一つ前の直接対決。 これは見なければ、ということでテレビにかじりついてみた。 …

日本vsサウジアラビア

引き分け以上で日本の4大会連続オリンピック出場が 決まる今日のサウジアラビア戦。 日本、サウジ、カタールの三つ巴の混戦となり 不人気、不入りが課題だった五輪代表戦が ここに来て俄に盛り上がりを見せて 協会としては痛し痒しだっただろう。 さて、試合…

ツキ

http://number.goo.ne.jp/others/column/20060824.html 選手の自主性にまかせてあまりこまかな指示を出さないジーコのそのサッカーは、多くのマスコミにジーコの無能の証であるかのように受けとられ、最後はドイツで惨敗したことによって完全に失敗の烙印を…

天皇杯準決勝、本田の引退

Jリーグが発足した時から鹿島に所属していた本田泰人が 今年限りでの引退を表明した。 彼は鹿島が獲得した9つタイトルを全てプレーヤーとして経験している。 ここ2〜3年は若手の台頭もあり、出場機会が激減していたが チームを引っ張るキャプテンシーは健在…

拝啓ヨハン・クライフ様

http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20060916-90620.html 本協会は15日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開き、羽中田(はちゅうだ)昌氏(42)ら11人をJFA公認S級コーチとして承認した。羽中田氏は山梨・韮崎高時代にFWとして…

試行錯誤

練習でも細かい指示は一切なし。戦術に合わせて選手を選ぶのではなく実力のある選手を選んで試合運びを任せた。「自由」。響きはいい。アジア杯優勝など結果も出した。しかし首をひねる人がいたのも事実だ。日本協会関係者が漏らしたことがある。「ジーコ監…

日本が一番世界に近づいた日

1次リーグ1分2敗の結果の受け、あちこちでジーコや選手を批判する声を聞く。 自分も1次リーグ突破に期待していただけに、正直言って残念ではあるが 代表を責める気にはあまりなれない。 大会前、川淵キャプテンが日本のサッカー成長率は世界一だ、と発言した…

阪神ファンに学べ

日本対オーストラリアのあった日、焼肉姉ちゃんは店を臨時休業した。 んでクロアチア戦、店をやっていたというから 「半島のチームの応援に切り替えた?」と冗談半分に訊ねたら 「なんで私が韓国なんか応援しなきゃなんないの。 クロアチア戦もテレビ見たかっ…

デジャヴー

パラグアイがスウェーデンと熱闘を演じ、引き分けを目前にして ゴールを割られ一次リーグでの敗戦が確定した。 パラグアイの選手たちの落胆ぶりを見てると8年前の彼らと重なるものがある。 8年前のフランスW杯、決勝トーナメント1回戦で パラグアイはフラン…

日本vsオーストラリア

強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。 ベッケンバウワー 寝過ごしてしまい前半を見逃してしまった。 すでにあちこちのブログや日記で逆転負けを嘆く意見を見かけるが tacaQは一応サッカー経験者なので、らしく分析してみたい。 後半、オーストラリ…