W杯という大河

【スポーツ茶論】ザックとチーズとわさび 別府育郎 - 産経ニュース 【スポーツ茶論】ザックとチーズとわさび 別府育郎 2014.7.15 07:47 サントリーの山崎蒸留所に、チーフブレンダーの輿水精一さんを訪ねたことがある。数十種類の個性豊かな原酒を組み合わせ…

暑中見舞い

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申し上げます

刑事の技と心

最近、書くことが少なくなった井口氏の記事 とんとみかけななって寂しいかぎりだが 某団体幹部の死刑執行の報道に接し 数年前に読んだ彼の記事を思い出した。 人を動かすのは真心と情熱だということを しみじみと考えさせられる。 【視線】惚れ込み、惚れ込…

不思議の国のバード

バイリンガル版 ふしぎの国のバード 1巻 UNBEATEN TRACKS in JAPAN作者: 佐々大河,アラン・スミス出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/01/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る おすすめの漫画 | 北欧女子オーサ オフィシャルブログ「北…

「日大の選手たちが練習に参加できていないというのがショックで、 いい方向に行っていない。 大人たちが言えないことをはっきりと言って、収束に向かっていってほしい」 【関学大「再回答書」会見詳報(5)】被害選手の父「日大選手に寛大な処分求めたい」…

ピート・キャロルへの手紙9

試合は、ジェイクがロング・スナッパーとして 参加したキックによる得点が 最後のスコアとなった。 49-31でUSCが、ウエスト・ミシンガン大に勝利した。 試合終了をつげるホイッスルが鳴り、 ジェィクはチームメートから再び祝福された。 「グッド・ジョブ、…

ピート・キャロルへの手紙8

ゴール前3ヤードにボールが置きながら レフリーがジェイクに囁いた。 「ボールはここにあるからね」 「ありがとう」 審判からの善意の言葉に礼を述べたジェイクは 腰をかがめて両手を地面につけた。 フットボール・ポジションを取りながら 右手でボールを探…

ピート・キャロルへの手紙7

ジェイク・オルソンは、 同じ学年のホルダー、 シュミットの肩に触れながら走り、 喜びをかみしめていた。 入部が許された2年前、彼はクレイにこう言われた。 「入部は許可する。ただし、 このチームは実力のある者しか出場させない」 ジェイクは、コーチの…

ピート・キャロルへの手紙6

2017年9月最初の土曜日 ロサンゼルス・コロシアム 快晴の天気だったが、 クレイ・ヘルトンは、苦虫を潰したような顔をしていた。 「なかなか、粘るな」 2017年シーズン開幕戦、 ローズボウルを目指すUSCトロージャンズとしては 何がなんでも落とせない試合だ…

ピート・キャロルへの手紙5

親愛なるシーホークス、ピート・キャロル監督 以前お世話になった、ブライアン・オルソンです。 ご無沙汰して申し訳ありません 監督の御活躍は、いつもTVを通じて 拝見しております。 それにしても今年のスーパーボウルは、残念でした。 二連覇まであと僅か…

ピート・キャロルへの手紙4

「はじめまして、ジェイク・オルソンです。 トロージャンズのファンです。」 トロージャンズの練習場に立った12歳の少年は、 アメフトの防具を装着した青年らを前に 精一杯の大きな声をだした。 練習前、笑みなど決してみせないことを 躾けられた戦士達では…

ピート・キャロルへの手紙3

6月のある日、ピート・キャロルは チーム・ミーティングの場で 選手を前に、ブライアン・オルソンの手紙を 読み上げた。 オルソン親子の存在を知った選手らは 口々に述べた。 「監督、お願いします、 どうかそのファンの親子を招待して下さい」と。 ピート・…

ピート・キャロルへの手紙2

親愛なるUSCトロージャンズ、ピーター・キャロル監督 私は、USC出身にして、 フットボールチーム・トロージャンズのファン、 ブライアン・オルソンと申します。 今期のリーグ戦パシフィック12における キャロル監督の采配を楽しみにしております。 さて不躾…

ピート・キャロルへの手紙

父ブライアンは息子ジェイクに残酷な知らせを 告げなければならなかった。 『網膜芽細胞腫』 その病気は、息子の残った右目を 奪うことを意味した。 すでに息子は生後10ヶ月で左目を 『網膜芽細胞腫』で摘出していた。 ジェイクは、わずか12歳で両目から光を…

めぐみを助けて

【iRONNA発】拉致問題 解決を「トランプ任せ」にしていいのか 荒木和博(3/4ページ) - 産経ニュース 【iRONNA発】 拉致問題 解決を「トランプ任せ」にしていいのか 荒木和博 本来、トランプ大統領に拉致被害者家族を会わせるというのは恥ずかし…

新リーグ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171019-00000058-jij-spo20年度以降の新リーグ検討=地域密着型の運営へ―ラグビー 日本ラグビー協会が、ワールドカップ(W杯)日本大会が開催される2019年の翌年に当たる20年度以降のトップリーグについて、各チームが…

風に立つライオン

シンガーソングライターさだまさしの小説で アフリカ、震災後の石巻を主な舞台とした 命を紡ぐ壮大な物語。 さだは、長年、アフリカで医療活動を行ってきた 医師柴田紘一郎氏をモチーフに 楽曲「風に立つライオン」を1988年に発表していたが 大沢かたおから…

陽だまりの彼女

陽だまりの彼女 (新潮文庫)作者: 越谷オサム出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/05/28メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 231回この商品を含むブログ (168件) を見る 中学校の時に虐められていた女の子を 庇ったことから クラスで浮いた存在となった主人…

天切り松闇がたり ライムライト

天切り松 闇がたり 5 ライムライト (集英社文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/08/19メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る ライムライト 【limelight】1 石灰片を酸水素炎で熱して強い白色光を出す装置。一九世紀後半,西…

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画くのは藍よりいずる青の色

【正論】「日本精神」を体現した蔡焜燦氏逝く 「大和魂」でセイコー電子台湾邦人をグローバル企業に育て上げた氏の精神に学べ 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫(4/4ページ) - 産経ニュース 蔡氏はこう言う。 今日の台湾の近代化の基盤となったものが 日本統治時…

漢字

心のない愛 子を見ない親 簡体字が映すもの 漢字の簡体化とともに、伝統文化は廃れ、 道徳が衰退し、社会は乱れてしまった。 皮肉なことに、現在、中国の世相はまさに簡体字の通りである。 例えば、親は「亲」に変わり、「見」が無くなった。 現在の社会では…

悲劇の発動機「誉」

文庫 悲劇の発動機「誉」 (草思社文庫)作者: 前間孝則出版社/メーカー: 草思社発売日: 2015/04/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 大東亜戦争直前、 航空機メーカーの中島は、 若手技師・中川良一に新エンジンの設計を委ねる。 空冷小型エ…

march goes out like a lamb

映画「3月のライオン」の後編、 一部に酷評してる意見もみかけたが 個人的には、納得できる出来だった。 ひなたに対するイジメが唐突に終わって、 肩透かしをくらった感もあるが それ以外は、文句のつけどころはなく 寧ろ、よく原作をフォローしていると思っ…

三月のライオン

漫画が原作の実写映画は、酷評されることが多い。 原作とおりの展開だと筋が読まれてしまうので 話をいじることがままある。 いじりすぎて原作の雰囲気を壊したり、 余計な解釈で持ち味を損なったりする映画が やたらと目に付く。 幸いにして三月のライオン…

北ニケンクワヤショウガアレバ

「フットボールの熱源」(日本経済新聞 2017年3月15日) 東日本大震災の被災者には「そっとしておいてほしい」という思いもある。それがわかっているから、J3福島のスタッフは営業中やホームタウンの活動の中で「震災に触れていいのだろうか」と悩み、鈴木勇…

情熱と知性のはざまで

The Serenity PrayerGod, grant me the serenity to accept the things I cannot change, courage to change the things I can, and wisdom to know the difference. 神よ 変えることのできるものについて それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。 変…

故郷の風に抱かれ、安らかに眠れ

台湾関係のニュースを追っていたら ふと目に付いた記事があった。 台湾総統に就任した蔡英文が、 昨年11月に高雄市の 台湾無名戦士の墓を訪れ 日本兵として、或いは共産党兵士として 戦い亡くなった先人を慰霊したという。 約10年ほど前に高砂義勇隊の功績を…

戦う者の歌が聞こえるか

ミュージカル「レミゼラブル」の 劇中歌「民衆の歌」の日本語版の作詩が、 岩谷時子さんであることともに マリノスサポーターがちょいちょい うたっていることをつい最近知った。 越路吹雪のマネージャーとしての 女史のイメージから 歌をフランス語版の転詩…

長距離ランナーの孤独

産経新聞に連載している別府育郎氏の オリンピック関係のコラム。 氏の長年にわたって培われた見識と 深い洞察に言添える言葉が見当たらない。 「誰のために走るのか」 「何のために進むのか」答えを口にできない 己の未熟さを恥じる http://www.sankei.com/…