【正論】「日本精神」を体現した蔡焜燦氏逝く 「大和魂」でセイコー電子台湾邦人をグローバル企業に育て上げた氏の精神に学べ 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫(4/4ページ) - 産経ニュース

蔡氏はこう言う。
今日の台湾の近代化の基盤となったものが
日本統治時代の50年にあったことは、
心ある台湾人なら全てが知っている。
知らないのは戦後の偏狭な価値観に
蝕(むしば)まれた日本人ではないのか。
日本は台湾に謝罪する必要などない。
謝罪すべきは親日・台湾を切り捨てた戦後日本の
外交姿勢の一点のみにある。
謝罪などではなく隣の巨大な覇権国家と恒常的に
闘っている台湾を応援するというのが、
日本人に固有な「侠」の精神ではないのか。

辞書によると「侠」とは
義にあつく、
強きをくじき弱きを助ける人。
とある。

男児に生まれたからには
かくありたいものだが
知らず知らず人情より義理、
義理よりは損得で
動いている自分がある。
気力に欠く己を憾みつつ
偉大なる先人に深く深謝す。