めぐみを助けて



【iRONNA発】拉致問題 解決を「トランプ任せ」にしていいのか 荒木和博(3/4ページ) - 産経ニュース
【iRONNA発】
拉致問題 解決を「トランプ任せ」にしていいのか 荒木和博

 本来、トランプ大統領拉致被害者家族を会わせるというのは恥ずかしいことだ。「拉致被害者の救出は日本がやります。米国も協力してください」と言うべきである。


東京メトロ新宿駅構内で
北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの写真展が
開かれていた。


家族旅行や中学校入学を記念した写真が
二十点前後、壁に展示されていた。
何事もなければ、これらの写真は
横田さん家族だけで共有されていただろう。


だが、これらの写真は、
彼女の両親のメッセージを附して
公開されている。


「めぐみをかえして」


四十年以上の時間を越えて
待ち続ける被害者家族の
切なる願いが、なぜ実現できないのか。
人として、親として、ごく当たり前の
願いでしかない。


いったい、この願いを阻むものは何なのか。
無力のかいなといえども
こぶしを固めずにはいられない。