ザイム真理教と官僚の蹉跌

長谷川哲也「ナポレオン」
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日本が30年間経済が成長しない理由の一つが
官僚制度にあると最近おもうことが多い。
なぜなら、官僚は失敗を認めないからである

官僚は失敗を嫌がるのは、
失敗が自身の出世を阻む忌むべきもであり
それが故に官僚は失敗しない道を進むか
失敗しても、成果が出るまで時間がかかかるとか
作文して言い繕うことを常としている。

だから、失敗しても誰も責任を取らないし
失敗の教訓が生かされることがないから
日本自体が進歩も成長もしないのである。

頭のいいの人間が往々にしてハマる袋の小路に
日本全体が追い詰められている

原発の後始末に、マイナンバーにコロナ対策……
国民全員を動かす施策が、トラブルなしで
最初からうまくまわる筈もないのに
鬼の首をとったように言い立てる野党やマスコミの
狭量で見識を欠く主張が、
官僚に失敗を認めさせない心理的な圧力と
なっている側面もあるだろうが
それを差し引いても硬直した組織というのは
タチが悪いと思う。

財務省に限定していえば、
プライマリー・バランスにこだわるあまり
政権を揺さぶり、増税を認めさせ
日本の経済成長をつぶしているー
多少、単純すぎるきらいはあるが
財務省増税を推し進めているのは事実であるし
多少の誤解はあるかもしれないが
大学で法学を学んだ連中が
幅を利かせる今の財務省をそのままにして
国の財政を委ねている限り、日本に明るい未来はこない、
と個人的には思う。