日韓新考


日韓新考 (扶桑社文庫)

韓国に20年以上駐在している産経新聞黒田勝弘氏が
その体験を素に日本人から見た韓国の状況を綴った記事に
書き下ろしを加えて単行本化したもの。


日本を嫌いといいながら、日本を潜在的に好いている韓国人の
屈折した心理がことこまかに描かれている。
ワールドカップ以降、韓国における嫌日の状況が
頻繁に報道されて、反省よりも嫌韓の風潮を促す傾向があるが
この本を読めぱ、真に警戒すべきは韓国の親北政治家と
反日運動家、マスコミだけであることが理解できる。


内容は政治の話がメインであり
平成14年前後に執筆されたものが多く
やや記事が古い感は否めないが、韓国を知らない人にとって
同氏による「韓国は不思議な隣人」と並び
韓国入門の良書といっていいと思う。


韓国は不思議な隣人

韓国は不思議な隣人