日本vsブルガリア


一軍半以下のブルガリア
ホームで敗れたことは勿論反省すべきだが
どこぞのマスコミが宣うように
「仮想クロアチアに負けた」的に悲観になる必要はない。
調整試合は調整試合であって
それ以上のものでもそれ以下でもないからだ。


中盤で見せた阿部のボール裁きや途中交替で入った小野のパス出しは見事で
本番でブラジルやクロアチア相手にアップセットを予感させてくれるものだった。
それ以外でも加治、村井、遠藤がいい動きをみせて中盤を支配し
チームがある程度のレベルにあることを証明していた。


ワールドカップ出場の代表入りラストチャンスとなる玉田と巻は
良い動きを見せてゴール前で積極的にボールに絡み何度も惜しいシュートを放っていた。
ただし惜しむらくは玉田にツキがなく決定機をモノにできず
1ゴールを奪った巻はシュートの精度があまりにも悪いのが課題だろう。
巷間で言われているようにFW代表が高原、大黒、柳沢の三人が確定なら
もう一人は巻がいいと思う。
鈴木の復活が期待できない今、前線で泥臭い汚れ役ができるのは彼しかいない。