ホームデシジョン


NFLレイオフ1回戦が終了した。
ホームのチームが圧倒的に有利と言われているフットボールのゲームだが
4戦中3戦でアウェイチームが勝利するという意外といえば意外な結果になった。

WAS. vs T.B. 17-10

接戦の守備合戦を分けたのは、ターンオーバーだった。
レッドスキンズはターンオーバーからのチャンスをモノにしたが
バッカニアーズはできなかった。それが勝負の明暗を分けた。
4QでバッカニアーズQBシムズからエンドゾーンへのパスは成功と判定されても
おかしくないくらい微妙なものであった。
ドロップと判定されたが、あれがTDならばと
バッカニアーズには悔やんでも悔やみきれないだろう。

JAX. vs N.E. 3-28

FGのチャンスにパントを蹴って敵にゴール前の攻撃を強いるなど
NE側の試合運びのうまさが目立った。
点差は開いたが、試合中盤までは競った展開であり
ベリチックのしたたかさにジャガーズが翻弄されたと言えるだろう。


CAR. vs N.Y.G 23-0

この試合も点差が開いたが、点差ほど実力差はなかったと思う。
パンサーズのミスパントにジャイアンツのカバーチームの選手が触れてしまうなど
ジャイアンツには不運な展開だった。
しかし、フォスター、ゴーイングスのランプレーを中心に展開し
ボールコントロールオフェンスで時間を稼ごうとしたパンサーズの術中から
ジャイアンツが抜けだすことができなかったことが最大の敗因である。


PIT. vs CIN. 31-17


試合開始後2プレーでベンガルズQBパーマーが負傷退場してしまった。
前半、代役のキトナを中心にベンガルズはよく攻めて試合のモメンタムを握っていたが
後半最初の攻撃でTDパスをドロップと判定されたり、FGを失敗して
スティーラーズにペースを渡してしまった。
調子に乗ってるいる時は、キトナがQBでもベンガルズ攻撃陣は機能していたが、
流れが劣勢になると前半の勢いが嘘のようにもろくなった。
やはりバックアップQBはバックアップであり、
パーマーの退場はベンガルズにとって痛かった。
それにしてもロスリスバーガーは運が強い(笑)