全ては世界平和のために


拉致被害者の家族、横田早紀江さんがアメリカ大統領と面会し
問題解決に協力を訴えた。
前日のアメリカ下院公聴会での証言と合わせて
北朝鮮に与えるプレッシャーは大きいものがある。


それにしてもアメリカがこれほどまでに拉致問題に対して
好意的になるとは正直いって意外だった。
アメリカ政府があてにならない六カ国協議に見切りをつけて
北朝鮮に対するルールを変えたということだろうか
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=329372&log=20060429


拉致が多国間にわたる大いなる人権侵害だとしても
被害者の家族が他国の政府首脳に訴えるという異常さに
どれほどの人間が気づき、また恥じているのだろうか。
日本が切れるカードがなくなってアメリカに頼んでいるのではない。
日本政府の不作為に限りない嫌悪感を覚える。


米国がマカオのバンコ・デルタ・アジア銀行の2,400万ドル(28億円)程度と
伝えられる北朝鮮の預金資産を凍結しただけで必死になって解除を要求し、
六カ国協議復帰の条件にしていることから予測できるが
日本単独でも経済制裁に踏み切れば、その効果は大きい筈だが、何故これを実行しないのか
誰が邪魔をしている?