2003-09-01から1ヶ月間の記事一覧

太公望

公(きみ)よ。わが父は、商王に殺されました。 その怨みをはらすことを忘れたことがありません。 商王の首を獲るためには、箕子と戦い、勝たねばなりません。 公は、箕子との友好を保たれているとうかがいました。 このようなわたしでも、孤竹にゆかせてく…

一瞬の夏

ここしばらくいい天気が続いている。 青い空を4日続けてみたのは、半年くらい前のことだっただろうか。 半年の間、快晴が続けてなかったので 当然夏が暑かったという記憶もない。 そういう夏は、気の抜けたサイダーに似ていて、どこか寂しくどこか味気ない。…

白い航跡

病気を診ずして病人を診よ 高木兼寛 昨日のサッカーの試合後、 明治時代の海軍軍医高木兼寛の人物伝である「白い航跡」を読んだ。 八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男さんの勇気ある行動を見て、 思い浮かんだのは明治の医師・高木兼寛ことだった。 「真実」を知っ…

空は目映いばかりの青である。 昨日が薄くもやがかった中で、サッカーの試合をしたことを思えば、「ダンチ」である。 台風が傍を駆け抜けたおかげで風は強いものの頬にふれる風がどこか気持ちいい。 こんな日は、朝から布団を干すのもってこいなのだが、 朝…

拉致

家族は、自宅の玄関を鍵を開け続けて、失踪した子供の帰宅を待っていた。 親を悲しませるような子ではない、必ず戻ってくると家族は信じていた。 被害者の家族は、拉致された身内に危害が及ぶのを恐れ、実名が報道されることに躊躇した。 家族は拉致された子…

秋桜

山口百恵が歌った「秋桜(コスモス)」は、さだまさしの作詞作曲である。 この歌に、さだと家族との人間関係が描き出されているわけではないが 幼い頃から"いい子"であったさだに対して距離を感じていたさだの母は、 この曲に聞いて初めてさだとの距離を近い…

積み木くずし

http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_09/g2003090306.html 穂積隆信が涙の会見「由香里殺したのは自分」 先月中旬に心不全のため死去した元タレント、穂積由香里さん(享年35)の父で俳優、穂積隆信(72)が2日、都内で会見。「『積木くずし』を書い…