魂の救済と再生

韓国通で知られる女優、黒田福美さんの長年の“夢”がついに実現することになった。その夢とは、太平洋戦争末期、沖縄戦で戦死した日本軍の韓国人特攻隊員を慰霊する記念碑を故郷の韓国に建てることだった。特攻隊員の名前は日本名・光山文博、本名は卓庚鉉。先年、高倉健主演の映画『ホタル』でも“主人公”として描かれた人物だ。
 黒田福美さんは韓国紹介の著書が多く、韓国語が達者なため韓国のテレビドラマにも出演してきた。その彼女が16年前の夏、実際に見た夢に韓国人特攻隊員が現れ「自分は天皇陛下のために死んだことに悔いはないが、日本人の名前で死んだことは残念でならない」と言ったという。以来、この夢が気がかりになり、特攻隊の基地だった鹿児島県の知覧の記念館や靖国神社、その他、資料を探し歩き「夢の人物は“卓庚鉉”に違いないと確信した」という。
 故郷は南部の慶尚南道・泗川市の西浦。彼女の意気に賛同した金守英市長の尽力で市内の公園の一角を提供してもらった。「帰郷祈念碑」の除幕式は12月1日行われる。戦後この方、韓国では韓国人特攻隊員は対日協力者として冷たく見られてきたが、その魂はやっと「懐かしい故郷の山河に帰る」(碑文から)ことになった。よくやった福美さん。(黒田勝弘

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071103/trd0711030348000-n1.htm

先週、産経新聞を読んでいると興味を覚える記事をみつけた。
特攻隊員の夢を見て、慰霊を行ったという話に聞き覚えがあったからだ。


http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h13/jog214.html:titel
読み比べてみると10数年前、
オランダ人女性、ジャネットポールが体験した内容と似ているのがわかるだろう。


話は飛躍するが、国のために守った人間を
嘘をついてまで貶める作家と市民がはびこるこの国で
先人達は何を思うのだろうか。