日本vsフランス


第3回ワールドカップの開幕戦は
修正点や課題があったものの
日本の完勝と評価していいゲームだった。


ゲームのポイントとして大きかったのは、1Qの攻防だった。
最初の日本のオフェンスシリーズが3&OUTに終わり、
ゲームの流れが定まらないと思っていたところに
ディフェンスがエンドゾーン内でQBを捕まえて
セーフティで先制点を奪取した。
その直後の日本のオフェンスシリーズでは
フランスがパスインターフェアランスの反則を犯したのに乗じて
TDを奪い得点を追加して、試合の大きなモメンタムを引き寄せた。
これ以降、日本は試合を有利に進めることができた。



選手のサイズが劣る日本は、スピードと戦術が武器なのだが
日本の攻撃陣から繰り出されるショットガンに
フランスの守備は対応できていなかった。
おそらくヨーロッパのフットボールレベルでは
精密に組み立てられた日本のショットガン攻撃など
お目にかかることはないだろうから、
日本の攻撃陣が縦横無尽に走り回るのも当然の結果だ。
ディフェンスに限らずオフェンスでも
スピードで対抗できないフランスは明らかにパニックを起こしてた。
やはり、セーフティによる最初の失点が
フランスにとって大きなダメージになっていたようだ。



ただ、いくつか気がかりな点がある。
弱者でも相手を徹底的にたたくのことは勝負の鉄則だし
スカウティングにきていた他チームへプレッシャーを与えるためか
何かへの伏線なのかもしれないが
4thダウンでQB波木をパントさせるふりからのパスや
スクリーンプレーを多様するなど
勝てるゲームで手の内をあそこまでさらす必要があったのだろうか
疑問が残る。



ま、いずれにせよ日本にとっては
上々のスタートが切れた。
三連覇に向けて、GO!!!!!!!!!





以上、元なんちゃってフットボーラーのテレビ観戦記である。