海上保安庁の救難作戦の指揮所が立派過ぎたり
作戦の指揮を本部からきた人間が執ったりとツッコミを
入れたくなる設定もあったが、文句なし面白い映画である。
一万トンのフェリーが座礁し
乗客を救出するために乗り込んだ潜水士の仙崎大輔(伊藤英明)が
船内の火災や浸水に巻き込まれ、その奮闘ぶりを描くだけの
単純極まりない物語だが、要所要所で見せる演出や演技が
2時間を超えるドラマでありながら全くのアキを感じさせない。
また海上保安庁全面協力のもと、ヘリや艦船をふんだんに使い
迫力ある映像に仕上がっており
海上遭難パニック映画としては指折りの傑作ではないかと思う。
- 作者: 佐藤秀峰
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: コミック
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