土曜日の朝、前夜に呑んだバーボンが少しばかり残った頭で
国営放送を見ていると小泉再訪朝以来の北朝鮮拉致問題をまとめた番組を流していた。

小泉総理が帰国直後の「ご批判は甘んじて受けます。全ての責任は、私にある。」と
殊勝な言葉を拉致被害者家族に述べているシーンを見て
ちょっと見なした方がいいと思ったが
朝鮮総連総会に挨拶代読したり
拉致問題未解決のままで国交正常化に動いている様子をみると
首相に対する「口先だけの政治家」という評価を改める必要はなさそうである。

アサヒコムは家族会批判に外相が懸念していることを伝えた。
しつこく、拉致被害者家族と例の3馬鹿と同列に扱っている。
こうしたあざとさは、ニュース23のキ・チクシテツヤ同様であるが、
3馬鹿家族を比較するならイラクでなくなったジャーナリストの
橋田氏・小川氏の家族の対応と比べてみるべきである。

「覚悟していました。」との橋田夫人の毅然とした対応こそが
正しく日本人ならば、誰でも持ち得た振る舞いではなかっただろうか。

イラクで亡くなられた同胞の冥福を祈りつつ、拉致問題解決の前進を強く望む。