パラアスリートと74

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五輪同様に無観客で開催されることになった
東京パラリンピック
中国武漢発ウィルス変異株の流行で
緊急事態が宣言され
最高の舞台に不可欠な観客という要素を失った
関係者の失意はいかばりか。
マイナー競技者の悲哀とその心境を慮れば、
いたたまれないような切なさが胸にこみあげてくる。


パラ競技に興味を持っているかと問われれば
素直に肯んじる言葉が出てこない自分ではあるが
競技によっては、その面白さに気づかされたり、
また、思わぬ発見をすることもある。


以前、競技を継続するための資金を確保するために
セミヌードで写真集を出版し、
物議をかもした中西摩耶選手についてである。
彼女の跳躍をとらえた写真に、74のロゴを見つけた。
ミドル以上のバイクファンなら、見まがうことのない
加藤大治郎のゼッケンが、
彼女の義足に貼付されていたのを見つけた。


検索してみると中西選手のblogに
大治郎を称賛する記事がほどなく見つかった。
(なぜか、文字が白なので ctl + a で選択して反転)

ameblo.jp



大治郎が、人々の心に灯りをともしていることに嬉しさを覚える。
同時に、彼の走りを見ることができない寂びしさが胸をさす。



全てのアスリートに祝福あれかし。