テレビを付けると塩野七生女史が出演しており
最近完結した彼女のライフワークともいえる「ローマ人の物語」を
執筆した動機などを語っていた。
カメラに緊張していたためか、
滑舌の良くないやや歯切れの悪い話し方だったが
独特の知性というものを感じることがままあった。


以前彼女はスポーツ誌
「醜い男であろうとリーダーシップを示す男に惹かれる」
といった類のことを述べたが、今日も
「顔の美醜には興味はないが、
 貌から多くの情報を得ることができる。だから顔は大切だ」
というような趣旨のことを述べていた。
リンカーンは、40歳を過ぎたら男は自分の顔に責任を持たなければならない
いったが、それと意味するものは同じだろう。


果たして自分の顔はどうだろうか。
ちょっと気になる今日のこの頃





ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

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