英霊の言葉

 たとえ命をはじめすべてを奪えても奪えないものが一つある。それは『心(誇り)』だ


 劇団四季「異国の丘」

今月の初め頃、劇団四季の「南十字星」を見に行った。
演劇に限らず芸能関係全般に疎いtacaQが何故ミュージカルなのかと
訝しんだ方も多いと思う。
それは、佐々淳行氏の文章に触発された行動以外の何物でもない。
4月のイラク日本人拉致事件三バカ騒ぎの最中に
野良猫さんのページにリンクしてあった佐々氏のサイトで
見つけた文章に日本人としての魂を揺さぶられたのだ。
残念ながら「異国の丘」の公演は終了していたが、
続編ともいうべき作品に佐々氏が感じた「風」に触れてみたかったのだ。



先週の国会で、首相ライオン丸が、靖国問題に訊ねられ
「日中間の問題に成り得ない・・・靖国には心ならずも戦争で死んだ方が祀ってある」
と毅然として答えていた。
その堂々とした態度は潔しとするものだが、心ならずもとは聞き捨てならない。
あの戦争に携わった人間全てが心ならずも死んでいったた訳ではない。
それとも自分の命令でイラクにいった人間に何かあったときは
心ならずもと云うつもりなのか。
毎年毎年靖国行って、何を祈念し何に見てきているのだ。
国の復活を信じて完爾と微笑で散華した英霊の言葉を、心を聞け。