先日の産経新聞に、
今年のスーパーボウルを制したタンパベイ・バッカニアーズの
ヘッドコーチジョン・グルーデンの記事が出ていた。
彼は、周囲の人間が心配するほどのワークホリックなのである。
NFLのヘッドコーチで仕事中毒でない人間はいないのだが、
11時に就寝、3時14分に起床し、
4時にオフィスに出勤という彼の仕事ぶりは常軌を逸している。
そんな彼の口ぐせは、
岩を砕け!叩き続ければ、必ずそれは砕け散る
である。
実際に、スーパーボウルのロッカールームには
ゴツゴツとした岩が置かれたそうだ。
さて、昨年日本人初めてのNFLロースター入りを目指した
河口正史が49ersと契約した。
昨年は、大阪ボウルからのキャンプ参加であり、
ロースターに残るにはかなり不利な状況からのスタートだったが
今年は、そうした状況が改善される。
しかし、それでも彼のロースター入りは、かなり難しいだろう。
三十という年齢だけで大きなハンデキャップを背負っているからだ。
それでも、私は彼が岩を砕く日が来ることを願ってやまない。