バブルへGO

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション [DVD]


広末涼子阿部寛主演による
ホイチョイプロ制作のおバカ映画。
公開当時の超映画批評に

しかも痛快なのは、彼らがそんな自分たちのやったコト、消費至上主義を日本に蔓延させたことを、これっぽっちも反省せず、堂々と肯定しているということだ。この映画に彼らは、近年流行っている格差社会への批判とか、そういうありきたりなテーマを盛り込まなかった。このストーリーを、それをやらずに仕上げた勇気は大いにほめるべき点だ。この作品のラストシーンのこの上ない気分のよさはそんな彼らの潔さから生まれている。

に書いてあったのが記憶にあり
いつかみてみようと思った一作である。


レンタルしたDVDを流してみるとなるほど笑える映画だった。
逃げられた彼氏に200万の借金をかぶされたオバカキャパ嬢役の
広末が洗濯機型タイムマシンで泡まみれで
バブル末期にタイムスリップし、
色々と騒ぎを巻き起こすのだが、17年の時代のギャップに
とまどう広末の馬鹿さ加減が絶妙のはまり役だった。


それにしても、私スキーで若者(バカモノ)達にバブルをあおり、
ブランド万歳、お気楽万歳で突き進んだホイチョイ
こいつら絶対反省してねぇーと叫びたくなる
Boys Town Gang -「Can't Take My Eyes Off You」の曲がかぶされた
笑劇のラストシーンは必見である。
おおいに笑える怪作、一見の価値あり、である。