シカゴ危うし


今期限りで引退が囁かれているブレッド・ファーブだが
シカゴとの最終戦を観る限り、
彼のトレードマークでもある鉄腕は健在である。
今年チームの成績が落ちたのは肝心なとろこで
若いWR陣と呼吸があわず点を取り損ねただけで
彼のパスのリザルトだけ見れば3800ヤードを越え、
身体的に言えばまだまだプレーは可能である。
サラリーキャップの関係でチームが契約を更新するか断言できないが
夫人の健康状態を含めて結局は本人の意志に属する問題である。


さて、その最終戦、ファーブの相手となったシカゴだが
これが本当にNFC1位のチームかというくらいお粗末である。
勿論、1位通過を決めてしゃかりきに勝ちを狙う必要はないのだが
それを勘案してもオフェンスは酷すぎた。
いくらディフェンスがプレーオフで評判通りの力を発揮したとしても
せいぜいNFCカンファレンスチャンピオンシップどまりだろう。
運が良ければ、スーパーボウルに駒を進められるかもしれないが
恐らくAFCチームの敵にならないだろう。
ここ数年AFCチームがスーパーで勝利を収めているが
今年もその図式は変わらないだろう。