夕べ漠然とNHKをつけているとオフコースの特集番組を放映していた。
今でこそ硬派（もてないだけというツッコミはなし）のtacaQだが、
中学時代はオフコースを結構聴いていたりした。
知り合いのブログでたまたまジョン・レノンという単語を見つけたが
自分がジョン・レノンという人物を知ったのは、
そのオフコースのアルバムがきっかけだった。
ジョンレノンが射殺されたということを告げる英語のニュースを間奏に挟み
「誰もあなたの代わりになれはしないから」と象徴的な詩を
歌い上げる「I love You」という曲で
自分は初めて彼の存在に出会った。
ときたま人生の意味を見失うことがある。
だが、そんな時見上げた空が奇麗ならば、
しばらく生きていていいと思うように努めている。
奇麗なものを奇麗と感じる心があるのならば
誰かにとって自分がかけがえのない存在であり得ることを信じているからだ。
例え自分がジョンのように価値のある人間でなかったとしても、である。
