島田和夫祭り


キムラ「シャンソン……カンツォーネ」
   「ロック、ブルース……」
   「演歌、やっぱり演歌やね」
   「エンカで」
客席(tacaQ含む)「エェンカー!!」
キムラ「♪〽紫色の……(ザ・エン歌)」


年末、思いがけないチケットが手に入った。
ラム島田和夫の追悼のため
再始動した憂歌団@赤坂ブリッツのライブである。


tacaQ、大学の頃から憂歌団にはまってはいたが
ライブで聞いたのは解散後、
ピンでやっていた木村充揮を二回だけである。
二回とも関東のステージということで、
キムラのトークに客席からツッコミも殆どなく、
演奏以外は比較的おとなしいライブだったが
今回の赤坂ブリッツは違った。
客席から入る入るツッコミが。
「キムラ、アホー」
「はやくうたえー」
木村のボケたMCに
メンバーの花岡と内田メンバーからも
「キムラしまって、いこう」
と容赦のないツッコミ。
それでもステージでタバコをプカプカさせ、
ビールのおかわりを飲み干し、
いつものペースとノリで唄うキムラ。
やっぱり唄わなきゃ、ただ酔っぱらいだ、このオヤジ。




入れ替わり、立ち代りドラムをゲストで交代し
シカゴハウンド、お掃除おばちゃん、キスに願いを
胸が痛い、ミッドナイトドリンカーなど
憂歌団の往年のナンバーを演奏していた。
本当に楽しく、夢のような時間だった。


チケットの話をもってきてくれたニヤケ君、
と譲ってくれた人、子供の面倒を見てくれた嫁に
感謝、感謝、感謝。