負けないことが大事

先日、官房長官が「サッカーと政治は別、冷静な対応を」(関連URL)と発言したが
日本のサポーターが冷静さを欠き、問題を起こしたことがあるのか。
チケット&旅行代理店に騙されてフランスくんだりまで出かけた時だって
日本のサポーターは、暴動の一つすら起こさなかったではないか。
(2002年の時は、ガラスを割ったサポもいたが・・・)
昨年のアジアカップの際、日本に対する非礼と危険な行為について
中国に口先ばかりの要請をして指を加くわえて眺めていただけの男に
「冷静に」とか云われる筋合いはないわい。お前はどこの国の官房長官だ?
北朝鮮戦で何が起ころうと、日本人を守る」
というのが己の立場だろうに。


と、試合前からイチャモンのついた北朝鮮戦は、かなりの苦戦となった。
前半、小笠原のFKで先制したまでは良かったが、
その後、ボールを支配していた割には、積極性を欠き
バイタルエリア(VT)に侵入したのが少なかったような気がする。
後半、北朝鮮の捨て身の攻撃に、面を食らい同点に追いつかれた後
高原、俊輔を投入して3-5-2から、4-4-2(2-6-2?)にシステムをチェンジしてから
攻める形がどうにかできて北朝鮮ゴールを脅かし
ロスタイムに出た大黒のゴールで文字通りケリを付けたわけだが
北朝鮮ゴールキーパーのレベルが高くなかったのは明らかなのだから
形にこだわらずロングシュートなりロングフィードのボールを
ゴール前に上げて揺さぶってさえおけば
これほど苦戦することにならなかったと思う。
だが、そうは思っていても、なかなか実行するのが難しいのがサッカー
Wカップの最終予選の初戦ともなれば、なおさらなのかも知れない。


勝つべき試合を確実にモノにするあたりに
今のジーコジャパンに、ある種の強さと凄みを感じたが、
フランスワードルカップ予選の日本vs韓国at国立の再現にならないで
よかったというのが本音でもある心臓に悪い試合だった。
なんとか成るような予感もあるにはあったが・・・


以上、しがないサッカープレーヤーの独り言である。