左から読め朝日新聞

http://news.goo.ne.jp/article/facta/business/20071228-02-00-facta.html?fr=rk/

朝日の「信頼度」が、日経と読売に初めて負け、3位に急降下した。読売との販売競争や日経とのスクープ合戦に負けても、その言い訳は必ずといっていいほど「読者の信頼は朝日が一番」だっただけに、傷は深い。


(中略)


この原因は何か。「長野総局虚偽メモ事件」など相次ぐ不祥事でブランドイメージが傷ついたとの見方もある。が、より大きな理由は就職活動の時期に日経を読む大学生が社会人になっても日経の購読を続けていることではないか。


社内では「問題はコンテンツ力の低下だ。街ダネも含めて共感を得られない記事が多い」(中堅記者)と、他人事のように語られ、危機感はさしてないらしい。このままでは、ますます読者の朝日離れが進みそうだ。


朝日の信頼度が若い世代で低くなったのは、
朝日新聞の失点や主張している内容の矛盾が
ネットを通じて広く宣伝された結果、
それが若年層に"定説"なってしまったためではないだろうか。
そんなことを云えば、朝日は2チャンネルがどうたらと弁解するだろうが
日本のネットユーザー、あるいは日本人全員が2チャンネルを
恒常的に利用している訳ではないし、
朝日新聞が長年培ってきた"業績"が正当に評価されたと受け止めるべきである。
よしんば、虚偽メモ事件が影響したとしても
それだって身から出た錆だし、
他人は嘘やデマまで用いても批判するが
自分に対する批判は許さないという二重スタンダードが
嫌われていることを自覚できない限り
朝日に未来はない。