甲子園ボウル


甲子園球場改築のため長居陸上競技場での開催となった
今年の甲子園ボウル
関東代表として日大が17年ぶりに出場とした。
昨年、篠竹幹夫前監督が逝去してから初めての出場であり
ジャージの色こそ白だったが、久々に帰ってきた"赤"の軍団に
ある種の郷愁ノスタルジーを感じたのは
フットボールに携わって20年以上になる人間なら誰しもが
抱く感慨だろう。


試合の方は、TBSで深夜に放映されたものを見たが
カットされている場面が多く、
戦術的な分野や勝負のあやをめぐった駆け引きが確認できなかったので
試合について細かい分析や観戦記を書くことができないが
実力伯仲のシーソーゲームになったこのカードは
日本の大学ならではの楽しみがある。


伝統、新興、復活、古豪、名門、etcそうした修飾語を
自らが強いと自覚しているチームは、
意識せずとも纏っていることが多いような気がする。