暗黒のフォース


最近、中国に進出した台湾の企業人の親中的な言動をよく見聞きするが
どうやら会社の社員や財産を半ば人質に取られているフシがあるようだ。
ジャーナリストの大高美貴女史によれば
93年以降中国大陸へ渡った台湾企業の関係者で60人が行方不明になっており
百人以上が財産等を失い帰るに帰れない状況にあるという。
中国で商売に成功するのは1割あるかないかで、
下手をすれば財産どころか命すら落とすことも珍しくない。
中国で商売するのは、ある意味命懸けなのかも知れない。


http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20060126207.html

グーグル社は中国で検閲を認めることに関して、「邪悪になるな」という社訓を持つ会社として、苦渋の決断だと述べている。だがグーグル社の経営陣は、犠牲を払うだけの価値があると考えている。

大手検索サイトのGoogleが中国政府の検閲に協力に同意したことを
数日前の産経新聞産経抄で知った。

産経ニュース

インターネット検索大手のグーグルが、ついにネット人口一億人の大市場の魅力に抗し切れなかった。すでにヤフー、マイクロソフトは検閲の協力と引き換えに中国で商売している。ひとり当局に抵抗していたはずが、「グーグルよお前もか」なのだ。

 ▼中国内では「台湾独立」「ダライ・ラマ」「天安門事件」「法輪功」は検索しても出てこない。終戦直後の日本にあった「墨塗り教科書」のようだ。進駐軍に都合の悪い個所は塗りつぶされた。ところが、中国のネット伏せ字は尋常ではない。ざっと一千語を下らないというから驚くばかり。

 ▼米国の経済学者はかつて「巨大市場が世界の貿易ルールを決める」といった。このとき、彼の念頭にあったのは欧州市場だ。でも、高名な学者とはいえ見通しを誤る。いま、世界の悪夢は中国が国際ルールを決めることである。

 ▼中国のネット管理は「独裁の要」なのだという。有害サイトの密告が奨励され、ブログも登録制だ。誰かが反体制を示唆しようものなら当局に拘束される。すでに、ネット言論によって六十人以上がお縄になったというからいやな世界だ。




Googleよ、お前もか!!