林檎畑の樹の下に おのづからなる細道は

金曜日の夜は、銀座で飲んできた。
銀座界隈は、林檎屋直営店以外、
tacaQにとって、縁がないどころか、激しく(×5)場違いな場所なのだが
鼓腹氏が銀座でジャズバーオフをするということで、
アフリカ大陸の奥地を探検するくらいの覚悟を決めて、銀座に突撃した。
バイオリンを中心としたジャズなんつーものは、見るのも初めてなら聞くのも初めてで
他の方との会話も弾み、それなりに楽しい時間ではあったが、
銀座から出るまで、背中からガマの油のごとく冷や汗が流れ、生きた心地がしなかった。



さて、日中、職場での話。
うちの課員が使ってる5年オチのF社のパソコンが部長の目にとまった。
「懐かしいなぁ。俺もそのタイプ持っててなぁ。」
「へぇ〜」
「半年くらいで、シルバーの塗装がはがれてきて
 まだらになって汚くなったから、全部はがして綺麗にしたら
 タッチパネルがおかしくなってなー、修理したけど、すぐ壊れて
 また、F社のパソコン買ったんだよなー。」


普通に聞き流せば*1、なんともない会話なのだが
高倉健は好きであってもF社のパソコンが好きでないtacaQ
「F社なんて買うからですよ。」と部長に機嫌を一発で損ねるパスをヒットさせた。


アキラかにムッとした部長。

「林檎な使ってるきちがいPiーi*2に云われる筋合いはない。」



・・・自分が馬鹿にされるのは我慢できる。しかし、愛する林檎を馬鹿にするとは。
この恨み、晴らさずにおくべきか・・・

*1:林檎愛好家は、パソコンの話になると窓を貶し、林檎を賞賛する習性がある。林檎をしつこく賞賛し、購入を勧めるが、それ以外これといった害はない。

*2:放送禁止用語のため音声をカット