拉致問題について憤然とした感情を抱えながら、 高村薫の「晴子情歌」を読んだ。 色々と含む所の多い小説で、 自分の中で消化しきれないというのが正直な感想である。 筒木坂、野辺地、八戸とtacaQにとって心当たりのある青森の土地を舞台に 昭和という時代…
北朝鮮関連のニュースを聞くたび、観るたび、やるせなさと憤りが首をもたげる。 亡くなられた八人の笑顔を映し出している劣化した印画紙が、 この失われた二十数年という歳月を否応なく感じさせる。 その気の遠くなるよう時間、家族は写真に何を語りかけたの…
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