G.B. vs ALI


最初の二つのシリーズでアリゾナ
ターンオーバーを奪い、得点につなげ14-0として
アリゾナが主導権を握ったこのゲーム
第3Q早々にフィッツジェラルドがTDを決めた時には
3TD差がついており、勝負あったと思った。
ところがところが、ここからグリーンベイが脅威の粘りを見せ
スクイズキックなどの奇策を交えて
アリゾナを攻め立て4Qの半ば、
誰もが想像してなかった大乱戦へと持ち込む。


結局双方で6個ずつのTDを奪い合い、延長へともつれたゲームは
最後、ファンブルリカバーTDというあっけない幕切れで
アリゾナが辛勝した。


二人にカバーされつつもそれを振り切り、
2つのTDをあげたフィッツジェラルドとパス職人ワーナーのホットラインと
フィッツジェラルドグリーンベイのウッドソンの対決をのぞき
大味なディフェンスで、やや食傷気味ともいえる試合内容だった。
この内容を見る限り、アリゾナが去年のように
トーナメントを勝ち抜くのは難しいだろう。


だが、去年もその不利な前評判をひっくり返してのスーパー進出であり
通常のセオリーに当てはまらないアリゾナの勢いは
今年も健在のように見える。


それにしてもワーナーのパスは見ていて爽快の一言につきる。