雷撃深度一九・五


雷撃深度一九・五 (文春文庫)


日本の広島と長崎に投下した原爆をテニアンまで
運搬したインディアポリスが
日本の潜水艦伊58に沈められた史実に基づいたフィクションで
間もなく公開される映画「真夏のオリオン」の
原作となった第二次世界大戦軍事物。


人物描写にされほど力が入っていなかったが
水中対海上の戦闘は、読み応えがあった。
左遷された海軍の将校が潜水艦に救助され
その船を指揮するなど「?」の部分もあるが
フィクションということで読み流してもいいのかも知れない。