オーストラリアGP

先日横須賀のニヤケ君に教えてもらったのだが
中野真矢が56番を付けているのは
バリ伝の巨摩郡にちなんだものだそうだ。
この間、麻生太郎氏が秋葉原の街頭演説で云っていたが
ジダンもサッカーを始めた理由の一つがキャプテン翼の影響だというから
たかが漫画とあながち馬鹿にすることはできないくらい
日本の漫画は影響力が大きい。
かくいう自分もエリア88とファントム無頼を読んで無謀にも
航空自衛隊のパイロットの試験を受けたクチである。

日本GPを来週に控えたオーストラリアGP
カワサキを駆る中野真矢は予選から絶好調。
常に上位をキープし、終了5分前までトップをキープし、結局はフロントロウの2位
そしてレインレースとなった決勝は、スタートに成功しホールショットを決める。
雨の中、ブリヂストンのアドバンテージか、1ラップから2位以下に2秒以上の差をつけ
ぶっちぎりでトップを快走。
ひさびさに最高峰クラスで君が代が聴けると期待したのだが
周回とともに雨足が激しくなりレインタイヤに交換せざるを得なくなり
交換のタイミングが悪かったのか、タイヤウォーマーによるウォームアップ不足か
セッティングがレインに向いてなかったのか不明だが
交換後はズルズルと順位が下げ、結局は8位フィニッシュ。
中野の調子が良かっただけに、雨が降っていなかったらなぁ、と思わずにはいられなかった。

とりあえず、来週の日本GPが楽しみである。

バリバリ伝説(18) (講談社漫画文庫)