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原田と加藤

young-machine.com 負けた悔しさよりも、「すごいヤツと戦えた」という満足を、原田は感じていたのだ。もはやライバル関係とは言いがたい、尊敬に近い思い。それは原田自身が、一番近いところで加藤の才能に触れていたからだ。 1993年WGP250ccクラスで 日本…

君を忘れない

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何故だろう、彼が去った月日よりも 存在を知るよしもなかった彼の誕生の日付を 覚えているのは。 類まれなる才能と性格で 日本のみならず世界のモーターファンから愛された加藤大治郎が いなくなって8年の歳月が流れたことに 月日の流れの早さに今更ながら…

アデュー祥也

http://www.motogp.com/ja/news/2010/Shoya+Tomizawa+passes+awaymotoGP公式サイトでは、不運の事故死との記事がリリースされた。 不運の一言で片付けるにはあまりにも衝撃的な出来事であった。 時速200キロを超える速度での転倒、接触・・・・・・ 状況からして無…

日本人チャンピオン

八年ぶりの日本人チャンピオン誕生のかかった 最終戦バレンシアGP 衛星中継の映像に気持ちを入れて見る久しぶりのレース 勿論、青山博一の優勝ーチャンピオンを願いを込めて、である。 ポールをとったデボンの欠場で フロントロー四番手からのスタートとなっ…

マレーシアGP

青山博一が、今期4勝目をあげ 8年ぶりの日本人チャンピオン誕生に 大きく前進した。 開発の止まったホンダのマシンをかり スピードで優勢のアプリリア相手に互角以上の戦いを見せ 最終戦を前に21ポイントの差に広げた。 ここ数戦、シモンセリ、バルベラ、バ…

オランダGP

個人的には、250ccクラス以外リザルトだけでいい今年のmotoGP シーズンも中盤戦に入り、早くもチャンピオンシップ争いがヒートし motoクラスでは、ロッシ、ストーナー、ロレンソの3人に 絞られてきたと思う。 ケガによる不調を脱して、巻き返しを図っていた…

スペインGP

ここ数年の恒例行事だったmotoGP日本参りだが 開催の時期が9月から4月に変更になったのと 種々の事情から今年は観戦を見送ることになった。 最高峰のmotoクラスで戦うのが高橋裕紀一人となり ポールに日の丸が揚がる可能性はほとんどなくなったのも 理由の一…

キングになれなかった王子

最高峰motoクラスは中野が予選15位から 最期の意地を見せて7位フィニッシュ。 中野は来年、カワサキの3台目に乗るという話もあったらしいが スペインのスポンサーと折り合いがつかず頓挫。 セテがスペインの不動産屋のスポンサードで ドゥカティーのサテラ…

motoGPもてぎ

今年も行ってきました。 不振が続く日本勢、motoクラスの中野真矢に シーズン後半からワークスのマシーンが与えられたことで 今年のレースに微かな希望を見ていたが いかんせんストレートが遅く、 コーリン・エドワーズを終始おっかけるも スリップにすら入…

チェコGP

これまで昨年のコニカミノルタに移籍以降、 ホンダのマシンでパッとしなかった中野真矢だが 開発中とはいえホンダのワークスマシンを与えられ 輝きをやや取り戻した。 昨年、最高位が10位で、最悪ともいえる成績で もう消えていくしかないと半ば諦めていたが…

カタールGP

前身のWGPを含めて、初めてのナイトレース開催となった本年度開幕戦 昨年より減少した日本人ライダーはお世辞にも好調とは言い難かった。 125ccでは、KTMに乗るコヤマックスが転倒。 250ccでも青山博一がリタイヤ。高橋は、入賞するも殆ど見せ場らしい見せ場…

ダカールラリー伝説の30年〜地平線を追って

冒険を愛するなら、その扉まで案内しよう ティエリー・サビーヌ 1月にテレビ東京で放映されたものを エアチェックしておいた。 おそらくは、ダカールラリーが今回中止となったため その穴埋め的に30年の歴史を振り返る構成になったと思われるが 古い劣化…

中野真矢物語

先日、横須賀のバイク好きニヤケ君とあった時 昨シーズンの真矢は駄目だったけど、250でWGPを走って頃は 今の青山兄弟や高橋裕紀より間違い強かったという様な類のことを 会話した。 「中野真矢物語」は日テレが作成し、系列のG+で放送されたもので 昨年の玉…

バレンシアGP

125ccでは、ワイルドカードから中上貴晶が参加して 少し注目してみたが、早々にこけて画面にほとんど映ることなく終了し 走りを評価するに至らなかった。 ランキング3位のコヤマックスは、予選が15位とふるわず 決勝でも上位集団の争いに加わることなく9位に…

オーストラリアGP

レース前にノリックの死を悼む黙祷が捧げられるなど 日本が生んだ天才ライダー阿部典史への 追悼の色彩が濃かったオーストラリアGPだが 日本人ライダーの気合いは各クラス空回りしていた。 125ccでは予選4位のポジションからスタートに 成功したコヤマックス…

さらばノリック

http://www.sponichi.co.jp/car/news/2007/10/08/01.html オートバイレーサーの阿部典史さん(32)が7日午後6時20分ごろ、川崎市川崎区大島1丁目の市道でオートバイを運転中、Uターンしてきた横浜市の運送会社のトラックと衝突。阿部さんは病院に搬…

日本GP決勝

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070923-00000063-jij-spo ストーナー、初の総合V=250ccは高橋4位−オートバイ日本GP 9月23日17時1分配信 時事通信 オートバイの世界ロードレース選手権第15戦、日本グランプリ(GP)最終日は23日、栃木県のツインリンク…

日本GP予選

兄貴の三連覇を止めるのは俺だ 青山周平、土壇場の大逆転でポール・ポジション

ポルトガルGP

90年代WGP125CCクラスで活躍した 坂田和人と上田昇がモビリティスタイルの企画で対談して バレンティーノは俺たちの弟子みたいなモンとか 転戦したときは、ポテトチップとコーラで1週間過ごしたとか 風呂に入れたのはサーキットとガレージにいるときだけとか…

チェコGP

各クラスとも日本人の見せ場なし。 予選で中位につけて、決勝を期待していた関口太郎は ウォームアップで転倒、意識不明。 なんでも肋骨三本プラス骨盤も骨折……。 これからという時に、運のないライダーだよなぁ。

7月4日に生まれて

7月4日は不世出の天才ライダー加藤大治郎の誕生日である。 彼が好んでいた74という数字は誕生日にちなんだものだ。 4年前のレース中の不慮の事故で 帰らぬ人になってしまった大治郎のことを 未だに思い出してしまうことがままある。 今年も性懲りもなく 9月…

カタルーニャGP

125ccは、最後の最後までもつれる熾烈なレースだった。 序盤、KTMを駆る小山はトップグループにつけるものの 集団には地元スペイン勢が8人中5人おり、 小山にはちょっと辛い序盤で 7位前後をキープするのがやっとの状態で 正直、期待していなかった。 中盤以…

イタリアGP

125ccでは、小山が好スタートを切り、 二戦連続のホールショット! しかし、その後の展開も前回と同様で ラップするたびにズルズルと順位が下がる。 ただ今日幸運だったのは、 トップが激しい争いのためラップタイムが上がらず トップグループにつけることが…

フランスGP

125ccは予選三番手のコヤマックスが好スタートを切り ホールショットでトップを走ったが 他のマシンより明かに遅いコーナースピードに苦しみ 徐々に順位を下げ、対して見せ場を作ることなく終了。 250ccは、青山兄弟は予選中位からのスタート、 レース開始後…

トルコGP

250ccとmotoクラスは 日本人ライダーはいまいちパッとしないまま終わったが 125ccでは、小山和良が3位に入る健闘をみせた。 マシンの性能か、コーナーリング重視のセッティングのせいか不明だが、 あきらかに最高速の落ちるマシンで 接戦を制しての3位は価値…

追憶

浅田次郎のエッセー集「ひとは情熱がなければ生きていけない」には 氏が10代の頃からの憧れだった作家三島由紀夫に対する思慕を 綴った文章がある。 不可解な死を遂げた後でも、死んだからこそ彼を神聖視している。 若くして死んだ人間というのは、 伝説とし…

フルスロットル

関口太郎 日本とヨーロッパ2つのチャンピオンに輝き 世界最高峰のバイクレースmotoGPに参戦 しかし開幕直前不運を彼が襲うスポンサーの失踪、大クラッシュ 再起不能と言われながらも決して諦めない彼の姿は、 やがて人々の心に届き大きな渦となって動き始め…

Faster

Tシャツ付きの限定版を購入。 時速300キロを超えるハイ・スピードの中 超人的な操作でバイクをコントロールするライダー達 転倒すればケガは勿論、死ぬことすらある危険と隣り合わせで 彼らは何を求めて走るのか。 本作品はロッシやピアッジギャリー・マッコ…

アデュー、ジベルナウ

自分の意志に逆らう事は止めたいと思いました。 金銭のために走った事はこれまでに一度もありませんし、今後も決してありません。 MotoGP 速報ニュースサイト インテリマーク - セテ・ジベルナウが引退を発表 加藤大治郎の事故死で開幕した2003年のMotoGP 二…