去年の今頃聞いたラジオのCMで、なんの宣伝か覚えてないが
上京した息子が実家にしばらく帰省した後、東京に戻るのを"帰る"と表現したら
父親に東京に"行く"が正しいのだと窘められる物語風のものがあった。
そのCMには生活の場は遠く離れても
家族の絆を忘れるなという意味合いが込められていた。
大学時代を横須賀で過ごして以来、年に数回横須賀に飲みにいく。
そんなに面白い場所が転がっているわけでもないし
美味しい食べ物や綺麗な姉ちゃんがいるわけでもない。
ただ何となく年に数度足を向けて、ドブ板stのパナマレッドで酔いつぶれるまで飲んで
始発の時間にニヤケ君こづかれて目を覚ます。
そんな変わり映えのしない横須賀の夜を数え切れないくらい過ごして
顔なじみになった店で必ず迎えられる言葉がある
「お帰り」
そんな訳で4日の夜から5日の朝にかけて、横須賀の帰還を久々楽しんできた。