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土曜日は、横須賀体育大学時代の後輩が出場するフットボールの試合を観戦に
横浜スタジアムまで足を運んだ。

前半オンワード・スカイラークス（OS）が優勢に試合を進め、OSの楽勝ペースだった。
だが、審判のミスジャッジという不運もあったが、OSは敗れた。
試合のターニングポイントは、試合が膠着しかかった中盤の
ハーフウェイ付近の2ndダウンショートの攻撃にあった。
たかだか1ヤードの距離で1stダウンを簡単に更新できた位置の攻撃で失敗したのである。
中央へのランを3回繰り返して、その全てをはじきかえされたのだが
この時、OSの攻撃の「雑さ」に一抹の危惧を感じた。
そしてやがてそれは現実のものとなった。
その後の攻撃では、OSはある程度前進するものの肝心のとろこで
QBサックを喰らい追加点を挙げることができなくなり
タイブレークに持ち込まれてしまったのだ。
拙攻を繰り返すOSに比べシルバースターズは
後半QB金岡のプレーコールが冴えわたり、OSを攻め立てて、
対照的な観すらがあった。

タイブレークで決着がついた後、審判を威嚇するかのようにヘルメットを人工芝に
たたき付けて悔しがったプレーヤーがいた。
正直云って、彼の悔しさは分かるが賛意を示すことはできない。
何故ならOSが、彼らの力を十分に発揮すれば試合は、
タイブレークはどころか前半で決していた筈だからだ。
しかも、シルバースターズのエースQB金岡3Qに負傷退場している。
この条件で勝利をものにできなかったのは、審判のせいでもなく、
彼ら自身が雑なフットボールをしていたからに他ならない。
ここまでリーグ戦において圧倒的な力を示して勝ち進んできたチームだけに
インサイドワークをおろそかにしていたとしか云えない敗北だった。

後輩の日本一になる姿を、今年も見られなくなったことがただ残念である。