横須賀のニヤケ君と飲む時、「日本人ってアホだよなー」という会話をよくする。
それは、ホンダが250cc6気筒のマシンを作ったり、
不完全な図面をもとにとんでもないマシンを作り上げる日本人の
異常なまでの職人根性を尊敬するニュアンスで使う。
その昔、ヤングサンデーに喜国雅彦という漫画家が
「傷だらけの天使」というギャグマンガを連載をしていた。
その中にソビエトの原潜をハンバーガーで釣るというロシアを
馬鹿にしたものがあって
んな訳あるかい!とツッコめて結構笑えたのたのだが、
最近読んだ佐藤優氏の「自壊する国家」には、漫画真っ青のロシア人の
おそるべき実態というか習性が紹介されていた。
曰く
ゴルバチョフ政権時代、禁酒法が制定され街から酒類が手に入らなくなると、
まず砂糖とイースト菌が消えた。
砂糖にイースト菌をぶちこんで発酵させアルコールを作るため
市民が買いあさったからだ。
砂糖がきれるとジャムやジュース、果物の瓶詰め、缶詰が消えた。
理由は同様である。そして歯磨き粉まで消えた。
まあ、ここまで分かるような気がするが、歯磨き粉が手に入らなくなると
おどろくべきことに、オーデコロンや靴クリームまで消えた。
コロンやクリームの成分にあるアルコールをとるためにである。
中にはオーデコロンを直接飲んで死人まで出たという。
ロシア人って・・・××だよな・・・
傷だらけの天使たち (小学館文庫―Young Sunday comics)
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