スナップショット

側近「アメリカが攻撃してきます!!」
フセイン「何?ブッシュの支持率が下がったのか?」
側近「CNNのピーターアーネットがバグダッドに来ました!」


いしいひさいち


「スナップショット」アラン・J・クィネルの小説。
1980年イスラエル空軍のF−15、F−16からなる16機の編隊が
イラク原子力施設を攻撃する経緯を描いた軍事ミステリー。
伝説の写真家、デビット・マンゴーがイラクに潜伏し、
施設で原爆の開発の証拠をカメラに納めたことにより、
イラク原子力施設に対して空爆イスラエル政府が決定するまでの
プロセスを描いたフィクションである。
飽くまでフィクションなのだが、
限らなくノンフィクションに近いと個人的に思っている。




テレビを点け放っしで寝ていたら
CNNが流した米英連合軍のバグダッド空爆のニュースで夜中に目を覚ました。
湾岸戦争以後に設定された飛行禁止空域
イラクが守っていないのがその理由らしい。
ところで、ピーター・アーネット*1はハグダッドにいたのだろうか?

*1:後退した額が特徴のオッサン。湾岸戦争バグダッドからレポートし、CNNの名前を全世界に知らしめた看板レポーター。その後、米軍がベトナム戦争サリンを使ったというでっち上げスクープで同局を退職した。