ストックホルム症候群と台湾

外部との接触を断たれた人質が、
誘拐もしくは監禁を行なっている犯人に対して
好意的な感情を寄せることを
ストックホルム症候群と呼ぶ。


中国関係のジャーナリスト福島香織女史の記事で
台湾がストックホルム症候群に罹っているとの
大陸側の見解が紹介されており、
思わず吹き出してしまった。





中国出身の風刺漫画家・辣椒(ラージャオ、王立銘)が
政府に甘い同国人の気質を
ストックホルム症候群と表現していたが、
湾湾は、家に帰っても幸せにはなれないようだ。



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さらに人民日報海外版(1月3日)に寄せられた論評「台湾問題は必ず民族復興で終結する」(王昇・全国台湾研究会副会長)を読めば、「台湾社会はストックホルム症候群(被害者が加害者に親近感を覚える)」という表現で、台湾人自身が祖国・中国よりも占領国であった日本や、台湾海峡を分断して第1列島線に台湾を組み込んで両岸の対立を生んだ米国のほうに親近感を覚えている現状を確認している。台湾問題の解決が遅々として遅れているのはそれが原因だという。


jbpress.ismedia.jp

日本殖民統治50年,美國挾制台灣70年,造成台灣社會中的一些人患上“斯德哥爾摩綜合征”,產生“挾洋自重”的心理,分離主義傾向越發嚴重,這是台灣問題遲遲不能解決的重要原因之一


tw.people.com.cn

50年の日本の植民地支配と70年のアメリカの台湾支配により、台湾社会の一部の人々は「ストックホルム症候群」に苦しみ、「外国を尊重する」という精神を持ちました。分離主義の傾向はますます深刻になっています。これは台湾では解決できない問題です。重要な理由の1つ。

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