背番号1のスゴいヤツ

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子供を乗せて、車を走らせていると
BGMがわりに流していたテレビの音声に
次男が反応した。
進撃の巨人だ」
甲子園で高校の応援を繰り広げられる
吹奏楽部の音にしばらく聞き入った。
それから、しばし子供と
応援曲談義となった。


当然のことながら、子供は
応援の定番曲になっている
ピンクレディの「サウスポー」など
曲名を知る由もない。



ふと作詞家の故・阿久悠のことを思い出した。
稀代のヒットメーカーも
自身の手掛けた曲が
世代を越えて吹奏されるとは
考えてもいなかっただろう。


彼は、高校野球を熱心に
観戦していたことでも知られていた。
歌い手も、作詞家の名も知らない若者達が
スタンドで奏でる声なき声援を
どのようにうけとめていたたのだろうか。


たかが歌、されど歌。
それが、
時代を越えて受け継がれた魂なのだと
今更ながら気付く。