time to say good bye

「そろそろお別れを言うときです」 約2年間にわたり情報送信、彗星着陸機が最期のツイート(1/3ページ) - 産経ニュース


「そろそろお別れを言うときです」 約2年間にわたり情報送信、彗星着陸機が最期のツイート


約2年間にわたって復旧と停止を繰り返してきた欧州宇宙機関ESA)の彗星着陸機「フィラエ」が7月27日(現地時間)、永遠の別れを告げた。

フィラエは、打ち上げられてから10年後の2014年11月12日、火星と木星の間にあるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸した。しかし、機体を彗星に固定するための2本の銛が正常に発射されなかったため、フィラエは彗星表面で数回バウンドしてから、計画とは違う地点に横倒しの状態で着地。日陰だったため、太陽光発電で生成できる電力の量が限られてしまった(日本語版記事)。



ィラエは、2015年7月9日に最後の通信を行った。その後は太陽を離れる軌道上にあったことから復旧は絶望的となった。運用チームは2016年2月12日、復旧の可能性はゼロに近いとして、フィラエへのコマンド送信の終了を発表した。

(中略)
フィラエはそのとき、次のようにツイートした(ミッション担当チームがフィラエになりきって書いたものだ)。「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は寒くて暗い。それに、@ESA_Rosettaと通信できる見込みが少なくなっています。でも、わたしはまだあきらめません」


科学者らは、フィラエの通信が回復することを願い、万一に備えて探査機「ロゼッタ」に搭載され、フィラエとの通信に利用されていた「Electrical Support System Processor Unit」(ESS)のスイッチを入れ続けていた。


しかしフィラエは7月26日、次のように書いた。「そろそろお別れを言うときです。明日、わたしとの通信用に@ESA_Rosettaに搭載されているユニットのスイッチが永遠に切られます…」


そして協定世界時7月27日午前9時(中央ヨーロッパ夏時間午前11時)、ESSのスイッチが切られた。


宇宙の深淵へ
消えていこうするフィラエ
この記事を読んで思い浮かんだのが
月並みといえば月並みである。
サラの美声が"彼"に届かんことを