ヴァンフォーレ甲府


生まれたときから生粋の鹿島サポのtacaQだが
スポーツナビに掲載されている日経新聞・吉田氏の
ヴァンフォーレ甲府の物語には心ひかれるモノがある
クラブの存続を左右した激動の1年=奇跡の甲府再建・海野一幸会長 第2回 - スポーツナビ


結成からわずか2年でJ2入りしたものの3年連続の最下位
J2での連敗記録をつくる不名誉な弱小チームは
ずさんな経営で赤字がかさみ、2001年には
チームの解散整理が検討されるほど追い詰められていた。
そんなどん底の状態のチームが、観客を倍増させ、
スポンサーをかき集め、経営基盤を強化し、
さらにはチームも立て直し、わずか4年でJ1まで駆け上がるー、
これを夢物語と言わずして何を夢というのだろうか。



また、甲府のメインスポンサーである米穀会社の工場が
火事になったときサポーターが自発的に声をかけあい、
商品の購買を運動を起こすなど
日本のプロスポーツに前例のないサポーターらの行動は
スポンサーを集め、観客を呼ぶために
社長以下のスタッフが文字通り靴底を減らした情熱が
形となって結実したスポーツの美しい姿なのだと思う。