それ行けトヨザキ!!―Number迷コラム傑作選





十年数年前、スポーツ雑誌「Number」に
連載されていた悪評高き名物コラム。
色物というか、マイナーなスポーツや
ギャンブルをレポートし写真を数枚つけて
この年代のオヤジギャグを連発し、
同行するカメラマンに拳を振り上げる様を綴った文章は
知性派Numberより夕刊タブロイド紙の方が
百倍似合っていた。


連載やめろ、下品だ、誌面を汚すなのブーイングにもかかわらず
いつしかNumberの名物コラムとして、
ちゃっかり居座るあたりは、
憎まれっ子世にはばかるを地で行く姿そのもの。


いまは脚光を浴びているカーリングを取材し
こき下ろしてる文章が何故か懐かしく
そして微笑ましい。


時間つぶし以外の価値はないが
いまだその鮮烈な言い回しは忘れることができない。