人治国家

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090813/chn0908132021008-n1.htm

義援金の8割が政府収入に」?四川大地震、大学調査で波紋


 【北京=矢板明夫】約8万7千人の死者・行方不明者を出した昨年5月の四川大地震で、中国史上最高額といわれる約767億元(約1兆600億円、中国民政省統計)の義援金が国内外から集まった。しかし、この大金が誰によってどう使われたのか、当局による説明はほとんどない。大学の研究チームが最近、「義援金の約8割が政府の臨時収入となった」との調査結果を発表したことが波紋を広げており、「強盗に遭った気分だ」などと反発する市民も少なくない。


 「南京市のホームレスが手持ちの小銭をすべて街頭の募金箱に入れた」「河南省の老教師が長年ためた金を赤十字の口座に振り込んだ」。地震直後、こうした美談が連日メディアに報じられ、多くの人を感動させた。中国各地では募金活動が盛んとなり、義援金を送るために長蛇の列ができる銀行もあった。しかし、募金を受け付けた公的、民間機関はその後、使い道についての説明をほとんどしておらず、寄付をした人々の多くは自分のお金が実際に被災者に使われたのかに疑問を抱いているという。

やっぱりというか、案の定というべきか。
こうした調査が日の目を見るようになった分だけ
中国も開けきたと解釈すべきかもしれない。
些少な志しか投じていない立場で批判するのもなんだが
あまり気分がいいものではない。