ライスボウル


パナソニック電工vs立命館の対戦となった
今年のライスボウルの下馬評は
例年どおり、社会人チーム有利だった。
だが、ふたをあけてれば、どうして、どうして
立命が17-13で勝利を収めた。


実力は間違いなくパナソニック電工の方が上だった。
立命館は、能力の差を激しい闘志と
コンビネーションでカバーしてパナソニックを圧倒した。
特に、学生最強とよばれたディフェンス陣が
何度も攻め込まれながらも
よく粘り、タッチダウンを一つに抑えたのが大きかったようだ。


パナソニックのQB高田の高い運動能力に
スクランブルからのゲインを許したものの
システムをよく練り上げ、
パスとRB石野のランをよく封じ込めていたのが
勝利を呼び込んだと云えるだろう。



ただ、両方ともショットガンフォーメーションを採用しており
攻撃のパターンが限定されていたのが
ちょっと興ざめだった。



以上、元フットボーラーのテレビ観戦記である。