オーストラリアGP


レース前にノリックの死を悼む黙祷が捧げられるなど
日本が生んだ天才ライダー阿部典史への
追悼の色彩が濃かったオーストラリアGPだが
日本人ライダーの気合いは各クラス空回りしていた。


125ccでは予選4位のポジションからスタートに
成功したコヤマックスがホールショットを奪い
ファーストラップはトップを走ったものの
2週目以降は先頭集団の中位に沈み
二度とトップ争いに絡むことなく6位



250ccでは、青山周平がスタートから徐々に順位を上げて
レース中盤に2位まで浮上する。
しかし、プレッシャーかそれまでのハイスピードがたたったか
マシンがハイサイドしかけてコースアウトしてしまい
結局8位でフィニッシュ。
KTMを駆る兄の博一は、無難にまとめ4位にはいるも
いまいち盛り上がりに欠いたレースになった。



motoクラスでは、予選8位と中位につけた中野信矢に期待していたのだが
見せ場もなく、ずるずると順位を落とし13位。



ノリック事故直後のレースだから日本人には
もうちょっとかんがばって欲しかったのだが……